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史上初24時間124㎝のドカ雪

令和7年2月4日 午前4:00 私は十勝にいなかった。家族総出で子供のスピードスケートの応援で長野市ホテルにいたのだ。昨晩からの大雪の予報にニュースサイトのリアルタイムの雨雲レーダーも相まって、気が気ではなかった。

まず皆さんに前提となる事柄をまず知ってもらいたい。北海道の中でも十勝地方というのは冬季は晴れが多く、いつも青空であるが、時々南岸低気圧と呼ばれる南から暖かい空気を運んできた低気圧によってドカ雪を降らせることがある。また私の住む中札内村は帯広市の南側にある隣村で帯広空港に近く、十勝地方では比較的雪の多い地域として地元では有名である。

二つ目の前提は私の農園では元々ビートの育苗等に使っていたビニールハウスを倉庫代わりにして冬の間もビニールを張りっぱなしにしており、夜雪が降った際は倒壊しないように寝ないでボイラーを付けて屋根の雪を落とし、除雪するということをしていた。大雪ともなるとハイテンションで臨むお祭り状態である。もちろん小さい頃から背丈ほどの雪に憧れていて大雪はワクワクしたものだ。

それがよりによって私のいない2月4日に発生したのである。普段は大げさな積雪予報をするニュースサイトさえも軽く超えてくる1m超の大雪!中札内村も1m弱ではあるが十分な大雪である。4:00の時点でも既に大雪。2つ事が気になり4時に起きたのだ。1つ目はハウスが潰れていないか?念のため近所の農家さんに万が一の留守番を頼んでいた。逐一LINEが入り、家族総出で除雪をしてくれていた。よりによってなんで今日なの?と思いつつも、本当に感謝しかない。Kさんありがとう!!2つ目の心配は飛行機で帰れるのか?そう!この日帰宅予定だったのだ。空港の状況と今の雪の降り方を知りたいがために、空港で除雪のバイトをしている友人に様子を聞くため電話した。「経験のない大雪だと」うん。状況が悪い事がよく分かった。なんの足しにもならない情報であった。それでも一縷の望みをかけて友人には空港除雪を頑張ってもらおう。そして朝6時に空港の友人から再び連絡があった。空港が閉鎖したと。今日帰れない事が決定した。この十勝の大雪を体験できない事を悔やまれる。次世代まで語り継がれる「あの大雪すごかったよね。」が言えないのである。後日談ににはなるが、苦労はしたものの大雪災害で死者が出なかったからこそ語れる話ではある。話を戻そう。朝のニュースが始まると全国ニュースで大雪が伝えられてる。しかもHBCの友人カメラマンが撮影した車に雪が積もるタイムラプス動画がバズってるし。まさにテレビもお祭り状態。とんでもない事が起こってる事を伝えてる。そりゃあそうだ12時間で124cmも積もったのだ。史上1位の記録だそうだ。記録に残る大雪だったということだ。

そのあとも語りたい話はたくさんあるが、端折って話すと2日遅れで帯広空港に到着した。2日も経つと田舎の除雪対応は素晴らしく、ほぼ問題なく生活できるようになっていた。大雪祭りはすでに終了していて後片付けを見ているようで、複雑な気分になった。

最後に、今回の大雪で建物倒壊等被害に遭われた農家を含めたすべての皆様にお見舞い申し上げます。とともに一日も早い復興をご祈念も仕上げます。

写真は大雪の1日後、私の帰宅1日前、友人が私の車を撮影してくれた時のものです。

この投稿はリニューアルに合わせて再投稿したものです。

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